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地域巡回交流会in福島 2011年10月15日開催
福島県司法書士会・司法書士法教育ネットワーク共催
東北ブロック司法書士会後援
「こんなことやってます☆法教育の仲間たち
~地域巡回交流会in福島」 を開催しました。
日時:2011年10月15日(日) 午後1時30分~5時30分
会場:ホテル辰巳屋(福島市栄町) 案内チラシ(PDF)
当日は、24名のみなさん(内訳:正会員3名、非会員司法書士21名)にご参加いただきました。
ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。
登壇者等(敬称略)と発言要旨
(各登壇者により、当日の発言内容に加筆・修正をいただきました)
PART・1 新しくなる学校教育と法教育 (以下、敬称略)
社会科・家庭科の教科書が変わる~学習指導要領の改訂と法教育・消費者教育~(PDF 61KB)
講師:小牧美江 司法書士法教育ネットワーク事務局長
近畿司法書士会連合会法教育推進委員会委員長
配布資料:レジュメ「新しくなる学校教育と法教育」
参考資料「司法書士にもわかる★中学校・高等学校“新”学習指導要領」
PART・2 今、法教育で伝えたいこと (以下、敬称略)
福島県司法書士会の事業報告/パネルディスカッション ~今、法教育で伝えたいこと~ (PDF 69KB)
報告者 原田昌明 福島県司法書士会社会公益活動委員会委員長
井上雄光 福島県司法書士会相談事業部長
登壇者 小牧美江 原田昌明 井上雄光
コーディネーター 髙橋文郎(福島県司法書士会会長)
主催(共催)団体・後援団体ごあいさつ
福島県司法書士会・髙橋文郎会長の「主催者代表ご挨拶」
みなさん、こんにちは。ようこそ、福島においでいただきました。
みなさん、ご存じのとおり、3月11日以降、福島、宮城、岩手を中心に非常に大きな被害を受けております。特に、福島につきましては、地震の被害、津波の被害、それから福島第一原子力発電所による放射能の被害、それに起因する風評被害、非常に多層・多重な重い負担を強いられています。なかなか、この先どうするかというところが見えてこない、というのが今の福島の状態ですけれども。そういったなかで、このように各地から福島においでいただけたこと、本当に心強く、感謝申し上げます。
今、福島県内ではいろいろな相談会を開催しておりまして、そこに、全国から相談員を派遣いただいて、実際その現場を見ていただいて、お持ち帰りいただいて、今後の支援につなげていただいて、という活動を続けています。今日は、島根県司法書士会と山口県司法書士会の方々が、沿岸部の相談会に来ていただいているという状況でございます。ぜひ、みなさんもいろいろな機会で、福島に目を向けていただいて、福島に足を運んでいただければなと思うところであります。
さて、今日は、司法書士法教育ネットワークの地域巡回交流会ということで、これまで各地で3回開催されたということで、この福島の地が4回めということです。今日は、少人数でやらせていただきますので、ざっくばらんに、みなさんのご意見もいただきながら、有意義な時間をすすめていければと思っています。みなさんのそれぞれの会での立場、法教育との関わりについても、あとでいろいろご発言いただきたいと思いますけれども。いろいろな形があろうかと思います、法教育の実践はですね。そういった実践の報告もあろうかと思いますが、けっして形は一つのものではなくて、みなさんそれぞれのオリジナルのものがあっていいかと思います。ただ、共通するものは、これからの未来を担うこどもたちを力強く支援していく教育活動だということは同じだと思いますので、ぜひ、いい議論ができればなあということを思います。
日司連でも、平成11年度から初等中等教育推進委員会(現・法教育推進委員会)ができて、ずっと、10年以上、委員会の活動で本会も関わってきました。その成果によって、法務省の法教育研究会であったり、法教育推進協議会であったりというところにも入って、法教育の担い手、重要な担い手として、司法書士も位置づけられているということの認識は、みなさんも非常に強いと、思っていただいているところであります。
とにもかくにも、現場での地道な活動が大事ですので、ぜひ今日の交流会でざっくばらんにお話をして、これからの教育の在り方について、議論をいただければと思います。今日は、いい時間をすごしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
当ネットワーク西脇正博会長からのお祝いのメッセージ(電報)
こんなことやっています 法教育の仲間たち 交流会in福島 の開催、おめでとうございます。
まずは、東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故により被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。参加されている被災地域のみなさまにとって、やらなければならないことが数々あり、たいへん忙しくされていることと思います。その中で、こどもたちの将来の土台となる教育の一つである法教育に力を注ぐみなさまに、心から敬意を表します。
この交流会で行われている活動や、議論されたものを、参加できなかった私たちにもフィードバックしていただくことをお願いするとともに、この会が、活動されているみなさまの交流をなお一層深め、さらにはこれからの法教育活動が、被災された地域のこどもたちの未来に力を与える一助になることを、心から祈念いたします。 司法書士法教育ネットワーク会長 西脇正博
東北ブロック司法書士会・鈴木忠夫会長(宮城県司法書士会会長)の「閉会のご挨拶」
今日は、東北各地ならびに関東からここ福島県にお越しいただきまして、たいへんありがとうございました。小牧先生には、長時間のご講演とパネリスト、たいへんご苦労様でございました。また、髙橋会長をはじめ福島県会の役員のみなさんには、設営等もたいへんだったと思います。ご苦労様でございました。
私は昭和62年開業ですが、その当時は法教育とか法律講座なんてそんなことをやっている時代ではありませんでしたけれども、知らないうちにこういう全国的な広がりを見せるようになったということで、司法書士会の発信力もなかなかたいしたものだなというふうに、最近つくづく思うところであります。
今回、震災がありましたので、震災の中でまた法教育を発信していくというのは、会員のみなさんのご負担も、非常に負担は大きいでしょうけれども、共にですね、みんなと共に、力を合わせて法教育に向けてがんばっていきたいというふうに思います。
市民の暮らしを守る。これは私たち司法書士の社会的使命でございますんで、そういった意味で、市民のみなさんに寄り添いながら、復旧・復興に向けて立ち上がっていきたいというふうに思います。
宮城もだいぶ、復興に向けてのムードといいますか、復興に向けて少しずつ歩みだしています。なかなか福島の方はたいへん厳しい状況にありますけれど。まず、福島の再生なくして日本の再生なしと、野田総理がおっしゃってますが、私もまさしくそのとおりだというふうに思っています。そのためにも、まず、宮城、岩手がまず先に復興して、力をつけて自立して、そしてこの福島の復興を我々が下支えする、そんな関係を築けたらいいかなというふうに思ってますんで、まず我々自身、がんばっていきたいというふうに思っています。ぜひ、みなさんもそんな思いで、そういう思いを胸にしまって、地元にお帰りになった時には、仲間のみなさんにその旨伝えていただいて、我々東北がんばりますんで、ぜひ応援よろしくお願いしたいと思います。以上でございます。
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